兒玉遥 神推しブログ

元HKT48 兒玉遥とアイドル音楽の話

HKT48 3期生 熊本からのメンバーなるか

はるっぴ、咲良、美桜は昨日熊本でHKT48の3期生募集をアピール。運営はいかに熊本からのメンバーを欲しているかが分かります。九州では福岡に次ぐ大きな商圏であり、HKT劇場の遠方枠にも入らない隣県である熊本。HKTでは福岡以外の九州では鹿児島、大分、長崎、宮崎出身のメンバーがいます。にも関わらず、熊本出身のメンバーは一人もいません。これはAKBグループ全てを含めてもゼロです。

熊本のメンバーが増えることはHKTにとっては大きなメリットがあります。今や熊本市から新幹線で30分で博多駅に行けます。劇場に来る人は多くなるでしょう。熊本は地元出身者を応援する傾向が強く、指原の大分以上に熱心な応援がされる可能性があります。HKTの番組どころかAKBの番組すら火曜曲以外放送されていない不毛の地のファンを大きく掘り起こせるでしょう。

そのため、今回の3期生募集では熊本がかなり重要視されているわけです。しかし、私は熊本からのメンバーが3期生で生まれる可能性は極めて低いと考えています。

それは熊本に逸材がいないからではありません。むしろ逸材の宝庫。未開拓のフロンティアです。実際、過去にはHKTの1期、2期もお披露目前には熊本のメンバーがいたことがわかっていますし、乃木坂に至っては最初にセンターとして発表されたのは熊本の子でした。

しかし、HKT1期、2期、乃木坂、いずれも正式活動前に辞退となっています。ここまで続くと、これは個人の性格的なものというより、何か構造的な問題があるのだと考えています。よって、3期募集で熊本からまたオーディションを通過する子が現れるのは確実でしょうが、お披露目まで生き残る可能性は極めて低いことが予想できます。

乃木坂はともかくHKTについてはいくつか私にも予想できる問題があります。しかも、それは公式には説明されないので、誤解が生まれやすい点です。そこでもし熊本からHKTのオーディションに応募しようとしている子がいる場合、この点を理解し、親に応募前に説明してもらいたいと思います。

1.福岡に住まなくてはならない

勘違いしやすいのは熊本から新幹線で通えると思っている点です。学校終わって新幹線で劇場行けばいいと思っているかもしれませんが、劇場以外の仕事も多く、現実には福岡に住むことを要請されます。要するに転校が必要です。熊本出身者の多くはここで躓いていると思われます。地元志向が極めて強い熊本では大きなネックです。HKTに応募する前に親にこのことを説明してください。

2.運営は理不尽である

AKBグループはダンスが上手い子、歌が上手い子が前列に来るシステムではありません。誰が前列で誰が後列か、誰が推されで誰が干されか、それは理不尽なシステムで決定されます。それ以外もあらゆることが理不尽であることを親に説明してください。HKTに入ると必ず理不尽な場面に突き当たります。そして、熊本はそういうことを許さない気質が強く、親が腹を立てて辞めさせているケースもあると私は思っています。最初から運営は理不尽であることを親に説明してください。

3.親の協力は不可欠

福岡出身者以外のメンバーは母親と共に福岡に住んでいるケースが多いようです。また、福岡出身者も送り迎えなどで親の協力は不可欠です。そのための多少の補助はあるのかもしれませんが、要するに出費もある程度増えるはずです。このようにかなり親の協力が無いと、現実には長期間の活動を送るのは不可能です。親も時間的、金銭的なところでかなり負担を強いられるということを親に説明してください。

こういう現実を見ると、熊本は厳しいな、ということが改めて分かります。転校はハードルが高く、また裕福な県とは言えない熊本では余裕がある親は限られています。それを乗り越えても理不尽な運営の壁があります。
熊本から入って欲しいですが、お披露目まで生き残る可能性は低いだろうな、というのが私の予想です。