兒玉遥 神推しブログ

元HKT48 兒玉遥とアイドル音楽の話

RESET

いい公演だった。そして、はるっぴはいいポジだった。久しぶりの朗報と言える。

まず、RESETのセンター2人は予想通り珠理奈とさや姉。RESETをこの2人が歌い出し、その直後の3人に入れるかがポイントと前回書いたが見事に入ってきた。この3人のセンター(佐江ポジ)がこじまこ、下手(峯岸ポジ)はきたりえ、そして上手(仁藤ポジ)がはるっぴだった。このポジはかなり目立つポジ。チームAのときとは全く違う。

さらに驚いたのはユニットで「奇跡は間に合わない」センターだったことだ。MCの並びの時点でそうだろうなと思ったが、正直この曲のセンターは難しいので避けてもらいたいと思ったものだ。全体ポジも良ポジでユニットセンターももらえるとは驚きである。

このあたりのポジがどうなるかで「どういう方向性で兼任続投になったか」が見えると前回書いた。それはチームAからの続きで兒玉遥の勉強のための兼任なのか、それともチームKのためにエース大集合の一員として呼ばれたのかということだ。結果は後者と言わざるを得ない。はるっぴはチームKの柱の一人として期待されているのだ。ただでさえ大組閣以降注目されるチームK。大役が回ってきたと言える。これはもう選挙の順位ではるっぴに恥をかかせることはできない。よりいっそう頑張らなくてはならないだろう。

このような中で今日のパフォーマンスはどうだったか。なんとかリアルタイム配信で見れたのだが、やはりはるっぴにKは合っているように思えた。そしてこのメンバーだとはるっぴは何かと目立つ。ポジもあるだろうが、その動きもとても良かったと思う。

ユニット「奇跡は間に合わない」は完成度は確かにまだこれからの部分が多い。しかし、実はこれが今日一番すごかったものかもしれない。なぜなら、佐江のやる格好いい「奇跡」とは全く異なるからだ。今まで他のメンバーがやったものも(私が見たものは)佐江の方向性を追っているように見えた。

しかし、はるっぴの「奇跡」は全く別物で、すごくかわいい仕上がりになっている。この曲がこんな感じに出来るとは驚いた。曲が格好いいと思っていたが佐江が格好良かっただけなのだ。この曲って実はこんなにかわいくもあるんだよ、とはるっぴに教えられた気がした。格好いいというこれまでの物差しで測れば悪いように見えるが、実はそういう物差しで勝負していない。オリジナリティで計れば満点だ。それこそがお下がり公演に求められているものだと思う。同じ物を見せられてもしょうがないのだから。