今がイチバン

秋元康はときどきメンバーにあてたメッセージソングを書く。例えばGlory Daysは珠理奈にあてた曲だとラジオで言っていた。今回のHKT48「スキ！スキ！スキップ！」Type-Bカップリングの「今がイチバン」は兒玉遥がセンター。初のセンターを務めるオリジナル曲で、やはりこれははるっぴにあてたメッセージソングではないだろうか、と推測している。

short verの歌詞しかまだわからないが「今がイチバンつらい坂道、頑張り時だ」とサビが始まり、最後は「あきらめるな　あきらめるな」で終わる。デビュー曲で田島センターにしたのは秋元康に間違いないが、兒玉遥に対してある種の「負い目」を感じているのかもしれない、という気がした。なので、この曲でチャンスはまた来るということを示し、また被災地訪問ではわざわざ自分と同行させたのではないか。おそらく、直接話す機会があっただろうし、そこでもこの曲と同様のことを言っているのでは無いかと推測する。

ただし、これは田島センターに対するエクスキューズであり、今後も兒玉遥はある程度推されるが、センター復帰は全く保証されておらず構想があるわけでもないだろう。ただ、今のＨＫＴで田島センターが成り立つには兒玉遥が鍵になっていることは間違いないし、それを運営もよく認識しているということだろう。