兒玉遥 神推しブログ

元HKT48 兒玉遥とアイドル音楽の話

HKT48デビュー曲「 スキ!スキ!スキップ!」の評価がここに来て急上昇

HKT48デビュー曲「スキ!スキ!スキップ!」のフル音源がラジオで流れたことからここに来て評価が急上昇している。MVではshort verで1分30秒ほどしかなく、今ひとつとの感想が多かった。自分はそれでもそこそこ評価していて、あとは大サビ次第と思ったのだが、これが明らかになると、評価はがらっと変わって神曲認定になったブロガーも続出している。

「スキ!スキ!スキップ!」は昔のAKB48神曲を思い出させるとの声も。例えば「大声ダイヤモンド」では4分ちょいしかない曲の中で2番までを2分40秒ほどで終わらせ、残り1分20秒、つまり三分の一を大さび以降に当てている。大サビからサビに戻るがそこも単にサビを繰り返すのでは無くアレンジを加え盛り上がりを演出する。これが神曲の秘訣だ。

しかし、AKBグループの最近の曲ではここまで作り込む曲は最近では無くなっている。短い大サビと1・2番と全く同じサビの繰り返しが最後にオマケ程度に入るだけだ。

ところが「スキ!スキ!スキップ!」では古き良きAKBの神曲の手法が復活している。今回のフル音源3分55秒の内、1・2番は2分29秒と大声ダイヤモンドより短い。三分の一を越える時間を大サビ以降に当てる神演出。さらに大サビからサビに戻っても単なる繰り返しでは無くアレンジを入れている。そこはファンと一緒に盛り上がれるような仕組みだ。久々にここまで作り込んだ曲が現れた。

HKT48のデビュー曲は最初にカップリングの「お願いヴァレンティヌ」が早々と発表されたが、表題曲はしばらく謎に包まれていた。その間、この作り込みを行っていたと思われる。

ライブでの盛り上がりが爆発しそうなデビュー曲、観客を入れた状態で見てみたいが、それはチームHの新公演「博多レジェンド」で今週金曜日に早くも披露されるかもしれない。