マジすか学園５

第5話でようやく兒玉遥演じるカツゼツが登場した！
想像以上に良かったと思う。もちろん、演技や殺陣などはまだまだの部分がある。だが、しっかり作り込んでいる。カツゼツというキャラクター設定を研究し、本人も言っていたがヤンキー映画などを見て、動きなど細かく作り込んできたように思えた。だからこそ、そこには兒玉遥ではなく「カツゼツ」のリアリティがあった。

正直言うと、自分自身ははるっぴの女優としての活躍はそれほど望んでいない。やはり滑舌の厳しさもあるし、マルチタレントとしての活動をメインにおいて女優はほんの少しでも出来れば、という感じだった。

だが、これほどキャラを作り込んで演技に望めるのは考えてみれば、はるっぴらしい。はるっぴは努力の人であり、言い換えれば事前準備の人でもある。しっかりした時間が与えられれば、与えられた役割を作り込むことは得意な分野ではないかと思う。女優としての将来性も意外にあるかもしれない、と思えてきた。

マジすか５自体も面白い。正直、これまでのマジすかの焼き直しなら見るのも厳しいなと思っていたが、ここまで既存のマジすかを壊してこられてたらすごいというしかない。もっとも、それだけお金がかかっているということだが、Huluがオリジナルコンテンツとしてのマジすかにそれだけ期待しているのだろう。

HuluにとってもAKBにとっても勝負となるコンテンツ。そこにはるっぴが中心人物として加わっているということもすごいことだ。