兒玉遥 神推しブログ

元HKT48 兒玉遥とアイドル音楽の話

BUBKA

生誕祭の日、久しぶりにBUBKA購入。芽瑠を応援する宣言してた雑誌なのではるっぴのインタビューはどうなるだろうかと思ったが、基本的にはいい内容だった。

現在発売中なので内容の詳しい言及は避けるが、読んで思ったことの一つとして「なぜはるっぴが今回センターになったか」についての説。はるっぴは今回のセンターについて「このタイミングで?」と思ったといろいろなところで言っているが、私自身もそう思っており、実際予想外だった。

確かにはるっぴだけを見ると総選挙などの結果から今回のセンター復帰は予想できそうに無い。だが、HKT全体で見た場合、その必要性はあったのだということをBUBKAは指摘しており、なるほどと感じた。

九州ツアーなどで全員にスポットを当てる方向性を示してきたHKTだが、今回のツアーでも選抜・非選抜の差は明らかになっている。格差が出てくる中、スポットを浴びることが少ない非選抜メンは頑張るしかないわけだが、じゃあ何を頑張るのか。劇場公演やレッスンを頑張っていれば選抜になり報われるのか。そこが問われているのだと思う。

あのメロンジュースのポジ決定後の咲良・はるっぴが2人で泣いた話でも咲良はこう書いている。

これから、どうしたらいいかわからなくて、2人で泣きました。

正直、今もどうしたらいいか分からない時もあります。

どう頑張ったらいいかがわからないのだ。本来であればAKBグループは劇場公演の頑張りから選抜に、そしてセンターになれるはずだ。だが、実際にそうなのか。非選抜として劇場に残されたメンバー達の劇場の頑張りは報われるのか。

BUBKAの今回の記事では兒玉遥がストイックに(本人はストイックであることを認めていないが)レッスンを頑張っていることを記者も見ていたし後輩達が多く見ていることを書いている。後輩の誰の証言かはBUBKAでは書いてなかったが、あれを読んで私が思い出したのは草場愛の2013/10/13のGoogle+

そして、公演後にはるっぴさん、キャップ、あおいさんと自主練しました・ω・

はるっぴさんと最後まで居たんですけど…すごいなって思いました。
裏ではあんなに練習してるんだって初めて知りました。

私ももっと頑張んなきゃ!!!!

今からまたダンスの練習してきます(`・ω・)

草場愛に限らず、後輩達は兒玉遥の頑張りをよく知っていたのだろう。しかし、それが報われるどころかシングルのセンターからは外れメロンジュースでさらにポジは落ち、ついには今年4月にチームのセンターでも無くなった。なんだ、あんなに頑張っても全然報われないじゃないか、そう思われても仕方ない状況だったのだ。これでは後輩達は頑張る意味を見いだせないだろう。

この状況に対し、そんなことは無い、頑張りは報われる、というのをメンバーに示す必要があった。それが今回の兒玉遥センター起用だった、とBUBKAは示唆したわけでなるほどと思ったのである。

もちろん、これには昨今の秋元康主導からスタッフ主導の選抜決定へ動いていることも大きいと思われる。今回、BUBKAが指摘したことを改めて感じたのは湯浅AKB劇場支配人が755で某メンバーがなぜ選抜になれないかを聞かれ、もっと頑張りを見せて欲しいと書いた件。やはり、頑張っているメンバーが報われるところを見せたい、という運営スタッフ側の意思というのが結構あるのではないか、と改めて感じた。

今回の兒玉遥センターにはスタッフは頑張りをちゃんと見てるよというメッセージがこめられている、ということだろう。もちろん、それだけで全ての選抜・序列が決められているわけでは無い。さまざまな抜擢枠もあるし人気の要素も当然加味されるだろう。だが、どこかでそういう部分を示していかないとグループ全体に影響が出る、ということが考えられたということもあったのだと思う。兒玉遥は結局のところその背中で後輩にどう頑張るべきかを示すことが出来たのだ。